ふわ日記|将棋と読書とゲームのブログ

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初心者が最初に覚える戦法は何がいい?中飛車をおすすめする理由

木製の将棋駒の前に一本道がまっすぐ伸び、明るいゴールへ向かうことで、初心者におすすめの戦法と進みやすさを比喩的に表現した横長画像

初心者におすすめの戦法へ、まっすぐ進むイメージ

 

 

どうも、ふわです。

 

将棋を始めたばかりの頃って、

「最初にどの戦法を覚えればいいんだろう」

と迷いやすいですよね。

 

居飛車がいいのか。

振り飛車がいいのか。

棒銀みたいな分かりやすい攻めがいいのか。

 

いろいろ候補はありますが、

最初に一つだけ戦法を選ぶなら、中飛車はかなり有力だと思っています。

 

もちろん、中飛車にも弱点はあります。

定跡を深くやろうとすると普通に難しいですし、対策もよく研究されています。

 

それでも、

初心者が最初に「将棋の形」を覚えていく戦法としては、かなり優秀です。

ほかのおすすめ戦法も含めて見たい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

おすすめの戦法を紹介した記事はこちら

 

今回は、

初心者が最初に覚える戦法を一つ選ぶなら中飛車がいいと思う理由

をまとめてみます。

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中飛車は「同じ流れ」で指しやすい

中飛車の大きな良さの一つが、

相手が居飛車でも振り飛車でも、ある程度同じ流れで指しやすいことです。

 

初心者のうちは、

相手によって毎回まったく違う将棋になると、それだけでかなり大変です。

 

「今回は何を目指せばいいのか」

「この駒組みで合っているのか」

と、序盤から迷いやすくなります。

 

その点、中飛車は

まず飛車を5筋に振るという分かりやすいスタートがあります。

 

そこから囲いを作って、中央から主張していく、という流れも比較的一貫しています。

 

細かい違いはもちろんありますが、

少なくとも初心者のうちは、

「毎回ゼロから考える」感じになりにくいのが大きいです。

 

最初の一つとして戦法を覚えるなら、

こういう再現性の高さはかなり大事だと思います。

攻めの飛車・角・銀・桂を使いやすい

中飛車は、

攻めに使いたい駒を自然に使いやすい戦法でもあります。

 

飛車はもちろん中央にいて働きやすいですし、

角もさばける形になりやすい。

銀や桂も攻めに参加しやすく、

攻め駒を連動させる感覚を覚えやすいです。

 

初心者のうちは、

「攻めたいけど、どの駒を使えばいいか分からない」

となりがちです。

 

でも中飛車は、

飛車角銀桂をどう使うかが比較的見えやすいので、

攻めの基本を覚えるきっかけになりやすいんですよね。

 

受け一辺倒になりにくく、自分から動く感覚を身につけやすいのも、最初の戦法としてはいいところです。

初心者なら5六銀型を目指すと攻めの形が分かりやすい

中飛車といってもいろいろな形がありますが、

初心者がまず指すなら、5六銀の形はかなりおすすめです。

 

理由はシンプルで、

自分から攻める形を作りやすいからです。

 

銀が5六にいると、中央を支えながら前にも出やすく、

飛車・角との連携も見えやすくなります。

 

初心者のうちは、

「どの駒で攻めればいいのか分からない」

となりやすいですが、

5六銀型は攻めの形そのものが比較的分かりやすいのが良いところです。

 

銀が前に出ることで、

自分から動く感覚も持ちやすくなります。

受けるだけの将棋になりにくいので、

攻めの基本を覚える入口としても向いていると思います。

 

もちろん細かい定跡まで見ればいろいろありますが、

初心者のうちはまず

「5六銀の形を作って、中央から分かりやすく戦う」

くらいのイメージでも十分です。

5六銀型を覚えるなら、動画や本を一つ決めると入りやすい

5六銀型は、文章だけで覚えるよりも、実際の駒組みや攻めの流れを見た方が分かりやすい形でもあります。

 

なので最初は、YouTubeで「5六銀型 中飛車」と調べてみるのもいいと思います。

動画で見るとかなり分かりやすいです。

 

実際の進行を見ると、

「どういう形を目指すのか」

「どの駒を攻めに使うのか」

がかなりイメージしやすくなります。

 

さらに、本でまとまって学びたいなら、

『わかる!勝てる!!現代中飛車』も分かりやすい一冊だと思います。

 

5六銀型を理想形として書かれていて、初心者が中飛車の形をつかむ入口として読みやすいです。

 

最初からいろいろな情報に手を出すより、

動画か本で一つ軸を決めて、同じ形を繰り返し見る

方が覚えやすいと思います。

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角交換のような急な展開にも比較的対応しやすい

初心者が苦手なものの一つが、

いきなり局面が動くことです。

 

たとえば急な角交換や、序盤からの速い仕掛けですね。

 

こういう展開になると、

「何が起きたのか分からないまま悪くなった」

ということが起きやすいです。

 

その点、中飛車は形によっては

いきなり角交換されてもすぐ困りにくいのが良さです。

 

もちろん、細かく見れば注意点はあります。

でも、初心者向けに考えたとき、

急な展開に対してある程度土台があるのは安心感があります。

 

毎回同じような形を経験しやすいことも含めて、

「何が起きても全然分からない」状態を減らしやすいのは大きいと思います。

囲いが不安定なまま戦いになりにくい

個人的に、初心者に中飛車をすすめたい一番大きな理由はこれです。

 

囲いが不安定なまま、いきなり殴り合いになりにくい。

 

初心者の将棋でよくあるのが、

玉が全然安全ではないのに戦いを始めてしまって、そのまま一気に負けるパターンです。

 

攻めたい気持ちはあるけど、

自玉の整備が追いついていないんですね。

 

中飛車は、比較的

囲いを作ってから戦う流れを覚えやすい戦法です。

 

もちろん相手次第では早い戦いになることもありますが、

少なくとも

「玉を囲う」「形を整える」「そこから攻める」

という基本の流れを身につけやすいです。

 

これは初心者にとってかなり大きいです。

 

将棋は、攻める技術だけではなく、

安全な形を作ってから戦う感覚もすごく大事です。

その練習をしやすいのは、中飛車のいいところだと思います。

ただし、中飛車にも難しいところはある

ここまで中飛車の良さを書いてきましたが、

もちろん万能ではありません。

 

むしろ、深くやろうとすると普通に難しい戦法です。

定跡は意外と広く、全部覚えようとすると大変

「初心者向け」と聞くと、

簡単な戦法のように見えるかもしれません。

 

でも実際には、

中飛車だけでも定跡はかなりあります。

 

細かい変化まで全部追おうとすると、普通に大変です。

 

なので、最初から完璧を目指す必要はありません。

まずは

「よくある形を何度も経験する」

くらいで十分だと思います。

相手の出方によっては、ゆっくりした展開になりやすい

中飛車は攻めやすい戦法ではありますが、

いつも派手な戦いになるわけではありません。

 

相手の出方次第では、

比較的ゆっくりした将棋になることもあります。

 

すぐに攻め合いたい人にとっては、

少しもどかしく感じるかもしれません。

 

ただ、初心者のうちはその「ゆっくりした展開」も悪くないです。

駒組みや形の意味を覚える時間ができるからです。

居飛車側の有力対策はかなり知られている

中飛車は有名な戦法なので、

居飛車党の側も対策をしっかり持っていることが多いです。

 

たとえば、

超速3七銀戦法や一直線穴熊のように、

中飛車対策として有力で、すでに広く知られている形があります。

 

なので、ある程度指していくと、

「中飛車にしただけではうまくいかない」

場面も普通に出てきます。

 

対策されることを前提に、

こちらも少しずつ知識を足していく必要はあります。

 

このあたりは、

最初の入口としておすすめなのと、

ずっと簡単に勝てるのは別、という話ですね。

それでも最初の一つとしては中飛車はかなり有力

中飛車は、

定跡を深くやろうとすると決して簡単な戦法ではありません。

対策もよく研究されていますし、相手によっては簡単に攻めさせてもらえないこともあります。

 

それでも、

初心者が最初に一つだけ戦法を覚えるという条件で考えるなら、

かなり有力な候補だと思います。

 

理由はシンプルで、

方針が分かりやすく、同じ流れで指しやすく、形を覚えやすいからです。

 

しかも、囲いを作ってから戦う感覚や、攻め駒を連動させる感覚も身につけやすい。

 

その中でも初心者なら、

まず5六銀型を一つの目標にすると入りやすいと思います。

攻めの形が見えやすく、自分から動く感覚もつかみやすいからです。

 

最初の戦法に必要なのは、

「最強であること」よりも、

「何をしたい戦法なのかが分かりやすいこと」だと思っています。

 

その意味で、中飛車はかなり優秀です。

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まとめ

初心者が最初に覚える戦法を一つ選ぶなら、

中飛車はかなりおすすめです。

 

相手の戦型に左右されにくく、同じ流れで指しやすい。

攻め駒も使いやすく、囲いを作ってから戦う形も覚えやすい。

 

さらに、初心者なら5六銀型を目指すことで、

自分から攻める形や駒の連携もイメージしやすくなります。

 

もちろん、定跡は広いですし、対策されることもあります。

でも、最初の一歩として考えれば、かなり学びやすい戦法です。

 

「最初に何を覚えればいいか分からない」

という人は、

まず中飛車を一つの軸にしてみるのは十分ありだと思います。