
どうも、ふわです。
最近PCを新調したんですが、ふと「将棋ソフト入れてないな」と
気付きました。
せっかく環境を整えるタイミングなので、
自分が実際に調べて・導入した手順をまとめておきます。
同じところで迷う人のショートカットになればうれしいです。
自分自身、最近のAI将棋事情をちゃんと追えていなかったので、
まずは現状の調査から行いました。
最近の将棋AI事情をざっくり確認
2025年12月に行われた電竜戦の結果を見ると、氷彗(すいひょう)が1位となっています。
ただし氷彗は、将棋ウォーズの棋神アナリティクスとして使われているため、
一般向けには公開されていません。
なので、一番強いAIで手軽に検討したいなら、
棋神アナリティクス を使うのが正解だと思います。
とはいえ今回は「自分のPCに入れて使いたい」という前提なので、
2位の水匠(すいしょう)から調べ始めました。
調べてみると、どうも最新版は公開されていない(当たり前か)。
色々調べてみると、無料枠ではHáoが良さそうだったので、
今回はそちらを導入してみようと思います。
ちなみに振り飛車を指す人は、振り飛車用AIの振電3もあるので、
そちらを導入するのもアリだと思います。
補足しておくと、アマチュアから見るとどれも神がかり的な強さなので、
正直どれを選んでも問題はないと思います。
簡単に導入するなら、水匠5などがおすすめです。
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将棋ソフトの導入方法
1.ShogiGUIの導入
Háoや振電3などは将棋のエンジンソフトなので、人間の目で見えるようにするには
将棋盤を表示するソフト を導入する必要があります。
有名どころでいうとShogiGUIが利用されていて、
自分はずっとこちらを使用してきたので、そのまま導入します。
ダウンロードサイト: ShogiGUI
最新版のShogiGUIを導入してもらえば大丈夫です。

ダウンロードしたインストーラーを実行すると、デスクトップにアイコンが作成されます。
ShogiGUIを実行すると、将棋盤が表示されるようになります。

ShogiGUIは「ツール > オプション」から設定のデザインタブを開くと、
駒画像などを変更して自分の好みの見た目にすることも可能です。
自分は1文字駒が好きなので変更しています。
「ShogiGUI 駒画像」などで検索すると色々見つかると思います。
2.将棋エンジンの導入
これが実際に将棋を指すときに使われるエンジン、
つまり思考能力に関わる部分になります。
今回はHáoを導入してみますが、
ここで好きなエンジンをダウンロードしてくることで、
例えば振電3なども同じように使うことが可能です。
将棋エンジンは 探索部と 評価部 に分かれており、
それぞれを導入する必要があります。
「そんなの面倒」という方は、水匠5などは一体型なので簡単に利用できます。
水匠5を使う方は、以下の記事がわかりやすかったので参考にしてみてください。
将棋エンジンを置く場所を作成する

今回はHaoを導入するので、Haoというフォルダを作成しました。
やねうら王(探索部)のダウンロード
Release やねうら王 実行ファイル詰め合わせ v7.6.3 · GitHub

zipか7zか、好きな方をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
解凍したフォルダを開き、
「YaneuraOu-v7.6.3-windows/windows/NNUE」の中を見ると、
実行ファイルがたくさん入っています。

ここから自分の環境に合わせたファイルを選択します。
基本的にはCPUの型番によるので、以下を参考に自分のCPUについて調べます。
ただ、大部分の人は以下のファイルになると思います。
YaneuraOu_NNUE-tournament-clang++ -avx2.exe
赤字部分がCPUの命令セット拡張によって異なります。
対象の実行ファイルを、先ほど作成したHaoフォルダに置きます。

これで探索部は完了です。
Háoのダウンロード(評価部)
以下から評価関数をダウンロードします。
Release tanuki-.halfkp_256x2-32-32.2023-05-08 · GitHub

解凍してできたフォルダを開いて、
evalフォルダをそのまま、先ほど作成したHaoフォルダに配置します。

これで評価部も完了です。
3.ShogiGUIで将棋エンジンを利用する設定
最後にShogiGUIで将棋エンジンを使う設定です。
ShogiGUIを開き、「ツール > エンジン設定」を選択し、「追加」をクリックします。

フォルダ選択画面で、Haoフォルダ内のやねうら王実行ファイルを選択します。
設定画面が開いたら、 FV_SCALEを20 に変更します。
※ GitHubページに記載されている製作者様の推奨設定です。

その他の設定項目は環境により異なるので、以下を参考にしてください。
※ 新しめのPCを使っているなら、設定しておいた方が無難です。
4.検討での利用方法
自分は将棋ウォーズなどの感想戦で使用しています。
棋譜を選択し、画面下のコピーをクリックします。

次にShogiGUIで棋譜を貼り付けます。

棋譜が読み込まれたら、「対局 > 棋譜解析」を選択します。

解析結果を見ながら、悪手や疑問手を中心に振り返っています。
例えば、自分は次に57歩でと金作りを狙いましたが、
AI的には悪手で、69銀と直接狙う方が良いとの評価でした。
理由としては、61角と引っかけられると、
有利だった形勢が互角まで戻ってしまうから、とのことです。

こんな感じで、自分は使っています。
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まとめ
将棋ソフトの導入は、最初は難しそうに見えますが、
実際にやってみると 「ShogiGUIで盤面を表示して、将棋エンジンを登録する」 だけなので、
思っているほどハードルは高くありません。
とにかく最強AIで手軽に検討したいなら 棋神アナリティクス、
PCに環境を作ってじっくり検討したい・オフラインでも使いたいなら、
今回紹介したようなHáo+やねうら王の構成が向いていると思います。
アマチュア目線では、どのAIも十分すぎるほど強いので、
「どれが一番か」を悩むより、 まずは一回動かしてみる のが早いです。
水匠5のような一体型から始めるのも良いですし、
慣れてきたら評価関数を差し替えたり、設定を詰めていくのも将棋AIの楽しさの一つです。
まずは一局分の棋譜を読み込ませて、悪手や疑問手を眺めるだけでも、
感想戦の質はかなり変わります。
将棋ソフトの導入を検討している方の参考になれば幸いです。
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