どうも、ふわです。
今回は、10枚落ち卒業から現在までを書いていきます。
↓前回
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将棋スクール
10枚落ちを卒業した息子は、「子供将棋スクール」に通うようになりました。
会費は、月額6300円を3か月一括払いで、初回のみ入会金の5000円がかかります。
値段は全然安くはないですが、同じ年齢の子供と一緒に学べるのが、
大きいと思い、本人のやる気もあったので通わせることにしました。
入会した時は、最低級の15級でしたが、1か月で14級に昇級しました。
(11級までは、3連勝か4勝1敗で上がれます。)
初めての昇級で、本人も嬉しかったらしく、将棋がより好きになったようです。
将棋スクールのお陰で自分から対局をせがむようになったので、
同世代の子と一緒に学べたことは、たいへん良かったと思います。
ただし、将棋スクールだけで強くなることは、無理だと思いますので、
子供を強くさせたいと思っている方は、将棋スクールとは別に
将棋を指す機会を増やしてあげる必要があります。
(将棋スクールにさえ通ってれば、強くなるという考えなら辞めた方が良いです。)
8枚落ち
「10枚落ち」を卒業したので、私との対局は、「8枚落ち」にすすめました。
「10枚落ち」に金が2枚加わっただけですが、これで難易度は格段に上がります。
単純には破れないので、ここでもまずは、序盤の指し方を教えます。
(棒銀戦法ってやつです。)
上手:△ 下手:▲
△4二玉、▲7六歩、△7二金、▲2六歩、△3一金、▲2五歩、
△2二金、▲3八銀、△1四歩、▲2七銀、△1三金、▲2六銀、
△3二玉、▲3五銀、△2二玉まで
これで次に2四歩を突けば、飛車先を突破することが出来ます。
最初の数回は、この局面に誘導して、飛車先から王様を捕まえられたらOKです。
これが苦も無く実現できるようになれば、上手側が「3四歩」を突いて
銀が「3五銀」と出られなくする等、少し違う局面になるように誘導します。
そのようにしても、飛車先を破られるようになったら、
数の攻めが理解できていますので、「8枚落ち」は卒業となります。
息子は、2週間ほど(始めて1か月ほど)で「8枚落ち」を卒業しました。
8枚落ち卒業以降
8枚落ち卒業以降は、駒落ちを辞めて「平手」で対局を行うようにしました。
このまま駒落ちを指すより、平手の方が楽しいと思ったからです。
まず、「平手」にして最初に教える必要があるのが、玉の守り方です!
駒落ちだと玉を固めなくても、自分が攻めれば良いのですが、
平手になると、そうはいきません。
そこで兜囲いを教えました。
正確には、7七の地点に銀があるのが、本来の兜囲いです。
しかし、「6八玉」と居玉を避けて、2枚の金で守っているだけで、
居玉と比べるとだいぶ安全になります。
まずは、ここまで囲うことを教えた後に「8枚落ち」で覚えた「棒銀戦法」を
使って攻めるようにアドバイスしました。
そして対局相手ですが、私が相手をしても良いのですが、
ほどよいミスがやりにくいので、基本的には「将棋ウォーズ」を使用しています。
「将棋ウォーズ」の良いところは、自動マッチングと派手なエフェクトです。
自動マッチングにより、同レベルの対局者と、対局が組まれるようになっています。
また、囲いや戦法を指した際に「カットイン」が入るので、指していて楽しいです。
ただし、始めたばかりの子供は、負けが先行すると思いますので、
たまに負けてあげることにより、モチベーションを維持してあげる必要があります。
(上手になったねーと褒めときましょう!)
息子はそんな感じで、今も将棋を楽しんでいます。
このまま徐々に強くなっていき、6年生までに初段になるのが目標ですので、
この調子で頑張っていってほしいと思います。
また、息子に大きな成長が見られましたら、「その3」を書こうと思います。
(★´-ω-).。oOO[成長は感じますが、まだ3手の読みが未熟です。]