どうも、ふわです。
6歳の息子に将棋を教え始めてから、2か月が経過しました。
まだまだ弱いですが、将棋は好きでよく「将棋しよう」と声をかけてくれます。
将棋好きな親としては、子供に将棋を教えたくなると思いますので、
参考までに自分がどのように将棋を教えてきたかを書いておきます。
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1. 駒の動かし方
まず将棋を始めるにあたり、駒の動かし方を教える必要があります。
特に小学校低学年までのお子さんは、駒の漢字が読めません。
そこで、教えるのはもう少し大きくなってからがいいのでは?
となるかもしれませんが、大丈夫です!
駒の動かし方が全て書かれた紙を印刷して、
「歩なし将棋」で指していると、すぐに駒の動かし方は、習得できます。
(以下の「鬼斬転輪」さんで、駒の動きが判るファイルがダウンロード出来ます。)
http://members3.jcom.home.ne.jp/onigiri-kororin/dl/di.htm
次に書く「歩なし将棋」と合わせて教えることにより、
3日ほどで駒の動きを完璧に覚えてしまいました!
2. 歩なし将棋
別名「青空将棋」とも呼ばれています。
「歩なし将棋」とは、お互いの歩を全て除いた状態で始まる将棋です。
通常の将棋とは違い、1手目から駒が取れたりするので、
駒を「取る」「成る」「打つ」という将棋の楽しさが、簡単に理解できます。
駒の動きが完璧になるまでの数日は、焦らず、
「歩なし将棋」を続けることをオススメします。
ここで大事なのは、大人が全て負けることです!
やはり勝つと楽しいので、適当に手を抜いて負けてあげましょう。
3. 10枚落ち
さて、「歩なし将棋」の次は、いよいよ本将棋に入ります。
「10枚落ち」は、上手(強い方)が「王様」と「歩」以外の駒を
全て外した状態で始める将棋です。
「10枚落ち」って簡単に勝てると思うでしょう?
しかし、上手が有段者なら初心者が勝つのは、かなり難しいです。
そこで、序盤は攻め方を教えて、その通りにさせば有利になるように指します。
以下が、序盤の指し方です。
上手:△ 下手:▲
△4二玉、▲7六歩、△5四歩、▲6六角、△9四歩、▲9三角成、
△6四歩、▲7八飛、△5三玉、▲7五歩、△6三玉、▲8三馬、
△5三玉、▲7四歩、△同歩、▲同飛、△4四玉、▲7-飛成、
△3四歩まで
この局面をなぞるに当たって、以下の2つのことは教えておきます。
・攻める場所に効いている駒の数が、相手より1枚多ければ、攻めが成功すること
・相手の駒が守っていない場所を狙って攻めること
実際の対局は、ここから飛車・角を取られないで
王様を捕まえることを目標に指してもらいます。
そして、1手詰みの局面(あと1手で勝てる局面)が現れたら、
どうやれば詰むかを考えてもらいます。
この手順で何局も繰り返し、アドバイスがなくても1手詰みに気づき、
詰ませられたら10枚落ちを卒業としました。
ここでも重要なのは、「子供に勝たせる」ことです。
ここまで息子は、2週間程度かかりました。
その2につづく。。
(★´-ω-).。oOO[10枚落ちが指せるようになると、親も楽しくなってくる。]