どうも、ふわです。
詰め将棋が全然解けない!
あなたは、こんな悩みがありませんか?
私も昔は、5手詰め1問に20分以上かけることも少なくありませんでした。しかし、詰め将棋の取り組み方が分かった今では、7手詰めくらいの詰め将棋なら大体2分以内には解けるようになりました。
ということで、今回は過去の私のように、詰め将棋が解けなくて苦手という方に、詰め将棋を解くコツをお教えしようと思います。
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その本、本当にあなたに合ってる?
詰め将棋を解くコツに入る前に、現在取り組んでいる問題集が本当にあなたに合っているかを考えてみましょう。
自分の力量以上の問題に取り組んでも、苦しいだけで早く強くなる訳ではありません。 短手数(3手〜7手)の詰め将棋の場合、自分の力量に合っていれば、5分以内には解ける問題が大多数のはずです。
あなたが取り組んでいる問題に平均でそれ以上かかるのなら、それはあなたに合っていないレベルの詰め将棋です。なので、あなたが平均して5分以内に解ける手数の詰め将棋に取り組みましょう!
急がば回れってことで、背伸びをせずに短い手数を解くことが成長するには重要なのです。
詰め将棋を解くコツ
ではここからは、実際に詰め将棋を解くコツをお教えしようと思います。
最初は意識しないと出来ないと思いますが、慣れてきたら並列で全てのコツを考えながら解くことが出来るようになってきます。
詰み形を意識する
最初のコツは詰み形を意識することです。
例えば、この駒が無ければ詰むとか、飛車を引くと一間竜の形になるなど 最終的に詰みそうな形を意識します。
そうすることによって、王手をかける順番や残しておく駒などがわかりやすくなります。
玉の位置を考える
二つ目のコツは、玉の位置を考えることです。
玉には、絶対に行かせてはダメな場所と是非行かせたい場所の2種類があります。
一般的には玉を隅に追い込んでいくと捕まえやすくなり、上に逃がすと捕まえにくくなります。まぁ絶対ではありませんが、ここに逃がしたらダメという場所とここに追い込めば捕まえやすそうという場所は常に意識しておきましょう。
実戦では詰みが見えない時も少なくないので、この感覚は実戦でも役に立つこと間違いありません!
持ち駒を意識する
3つ目のコツは、持ち駒を意識することです。
例えば5手詰めで、3枚持ち駒を持っているなら盤面の駒を動かす事はありません。
他にも持ち駒に歩があれば、最終手以外で歩を使うことが分かります。
また持ち駒は、余すことなく使う必要があるので、どこかで使うタイミングがくることを常に頭の隅に置いておきましょう!
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どうしても解けない場合は答えを見る
4つ目はコツではないのですが、わからない問題は答えを見ましょう!
詰め将棋は閃きが必要な事もあるので、どうしても手が見えないこともあります。ただ正解を見た時に、絶対ないと思っていた筋が正解だった場合は注意しましょう。
間違いっぽくても最後まで正確に読み切ることが重要なのです。
実戦ではこの読み抜けが大きな負けの原因になることがほとんどです。
なので、詰め将棋をすることにより読みの正確さを上げて、実戦での読み抜けが少なくなるように目的をもって頑張りましょう!
まとめ
詰め将棋は、解けない問題より解ける問題を繰り返し解いて、徐々に手数を伸ばしていくことを目指しましょう。
昔の私みたいに詰め将棋が苦手だという方も、自分が解けるレベルの詰め将棋を繰り返し解き続ければ、きっと今より長い手数の詰め将棋も解けるようになります。
詰め将棋を解き続ければ、必ず答えが視えるようになってきます。
そして、この視えるって感覚が理解出来れば、詰め将棋がどんどん楽しくなってきます。なので 今は視えないって方は、ぜひ視えた!って感覚が分かることを目標に頑張ってみてください。
そうやって、詰め将棋を楽しんでいれば、自然と棋力も向上することでしょう!
「好きこそ物の上手なれ」ですよ!