どうも、ふわです。
みなさんは、奨励会って知ってますか?
奨励会とは、将棋のプロ棋士になるための養成機関です。
奨励会には、6級~三段までのプロ棋士を目指す若者達が在籍しており、プロになれるのは三段の中から半年に2人という、とても狭き門なのです。
(詳細:新進棋士奨励会 - Wikipedia)
スポンサーリンク
昨日、中学生プロ棋士が誕生しました!
藤井 聡太さんです!
将棋の藤井聡太さん、史上最年少でプロ入り : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
長い歴史の中でも中学生でプロになったのは、彼を含め、僅か5人しかいません。
他の4人も偉大なプロ棋士なので、彼の今後にも大いに期待が持てます。
藤井さん、本当におめでとうございます!
しかし、その物語の裏側では、年齢制限によりプロ棋士になるという夢をあきらめなければならなかった若者達もいます。
彼らは、今後どのように生きていくのでしょう?
この本は、そんな若者達の奨励会退会後の生き方を実際に追った貴重な本です。
将棋を知らない方が読んでも考えさせられる内容となっております。
いきなりですが、みなさんは、小さい頃なにになりたかったでしょうか?
サッカー選手? 歌手? 俳優?
私は、「医者」、「プロ野球選手」、「電車の運転士」と、子供のころは色々な職業に憧れ、なりたいと思っていました。
しかし、大人になるにつれて自分の能力を把握し、それらに成れないと判る時が訪れました。
私の場合は、単純にそこまで一つのことに努力をした訳でもなく、無難に生きている中でのことだったので、多くのみなさんと同じく、ショックを受けることはありませんでした。
しかし、この本に出てくる若者たちは、将棋の力のみを磨き、将棋に人生をかけた者たちばかりです。彼らの挫折の痛みは、私たちの想像を遥かに凌駕することでしょう。
夢を叶えられなかった彼らを不幸だと思いますか?
確かに夢を叶えられる方がいいに決まっています。
しかし、彼らが不幸になってしまったとは言えません。
それは、この本を読んでいただければ判ると思います。
少なくとも私は、彼らが羨ましいと思う部分もたくさんありました。
みなさんもこの本を手に取って、彼らの人生を垣間見てみては、いかがでしょうか?
ちなみに文章を読むのは、苦手という方には、漫画版も出版されていますので、そちらを見てみてください。
これ書評か?
ま、まぁ書きたいことは書ききったので満足!
(★´-ω-).。oOO[真面目回。それほど本気でいい本だと思ってください!]