ふわ日記|将棋と読書とゲームのブログ

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『都市伝説解体センター』感想|事件がつながっていく気持ちよさが魅力のミステリー

『都市伝説解体センター』のタイトルロゴ

『都市伝説解体センター』をクリアしたので感想を書いていきます

 

どうも、ふわです。

 

今回は、『都市伝説解体センター』をクリアしたので感想を書いていきます。

 

結論から言うと、全体的にはかなり面白かったです。

 

ただ、最後のオチだけは少しピンと来ませんでしたし、

終盤の明かし方には、正直少しだけ違和感もありました。

 

とはいえ、そこを踏まえてもプレイしてよかったと思える作品でしたし、ミステリー系の話が好きな人にはかなり刺さるんじゃないかと思います。

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関係なさそうな事件がつながっていく流れがとても良かった

この作品でまず良かったのが、一見すると関係なさそうだった事件や要素が、裏で少しずつつながっていくところです。

 

こういう構成、個人的にかなり好きなんですよね。

最初はバラバラに見えていたものが、後から意味を持って見えてくる感じが気持ちいいです。

 

しかも、ただ複雑にしているだけではなく、「なるほど、そういうことか」とちゃんと納得できるラインに収まっているのが絶妙でした。

 

いい意味でこちらの想定を上回ってくるんだけど、難しすぎて置いていかれる感じはありません。

「意外だけど理解できる」というバランスがすごく良かったです。

 

SNS調査まわりの作り込みがかなり良い

『都市伝説解体センター』のSNS調査画面

細かいやり取りまで作り込まれていて楽しかったSNS調査パート

 

プレイしていて印象に残ったのが、SNS調査まわりの作り込みです。

 

本筋に関係ある情報を追うのはもちろんなんですが、関係なさそうなメッセージに対してもちゃんと応答が用意されているのがよかったです。

 

こういうところって、雑に流されてもおかしくない部分だと思うんですが、ちゃんと拾ってくれるんですよね。

くだらないやり取りまで楽しめる感じがあって、世界に入り込む助けにもなっていました。

 

細かいところまで手が入っている作品は、それだけでかなり好印象です。

 

読み物としてだけでなく、ゲームとしてもちゃんと楽しい

『都市伝説解体センター』の調査が動き出す印象的なシーン

読み物としてだけでなく、自分で調べている感覚もしっかり楽しい

 

この作品は文章を読む面白さがかなり強いんですが、それだけでは終わらないのも良かったです。

 

ちゃんと自分で調査している感覚があって、ゲームとしての手触りもありました。

 

ただ会話を追うだけではなく、自分で情報を探したり、整理したりしながら進めるので、見ているだけの作品にはなっていません。

 

「読み物として面白い」だけでなく、「プレイしていて楽しい」と思えたのは大きかったです。

 

演出も良くて、眼鏡をかける場面の緊張感が好き

演出面では、眼鏡をかけたときに少し怖めのBGMになるのが良かったです。

 

あの演出が入るだけで、一気に空気が変わるんですよね。

「ここから何か見えてはいけないものが見えるかもしれない」みたいな緊張感が出て、かなり雰囲気がありました。

 

派手すぎる演出ではないんですが、作品の空気に合っていて印象に残りました。

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事件の後味が比較的すっきりしていて勧めやすい

事件そのものについても、悪いことをした側がちゃんと罰せられる流れになっているので、見ていてもやっとしにくかったです。

 

ミステリーやサスペンス系だと、話は面白くても後味がかなり重かったり、理不尽さだけが残ったりすることがあります。

でもこの作品は、解決編でしっかりすっきりさせてくれる場面が多く、そこがかなり好みでした。

 

爽快感を持って人に勧めやすいタイプの作品だと思います。

 

ボイスなしなのも、この作品では味になっていた

自分は基本的にはボイスがある作品の方が好きです。

 

ただ、『都市伝説解体センター』に関しては、ボイスがないことも作品の味になっていたように感じました。

 

テンポよく読み進められますし、逆に声がないことで独特の空気感や想像の余地が生まれていた気もします。

ボイスがなくてもかなり入り込めたので、ここは素直に作品に合っていたと思いました。

 

気になる点は絵柄と文章量、そしてラストの好み

気になる点を挙げるなら、まず絵柄はドット絵なので、ここは好みが分かれるかもしれません。

 

あとは文章量もそれなりに多めなので、テキストを読むゲームがあまり得意ではない人には合わない可能性はあります。

 

ただ、その一方で事件そのものは入りやすいですし、解決編もすかっとするので、見た目や文章量の印象ほど間口は狭くないとも感じました。

 

結構いろんな人が楽しめる作品だと思います。

 

そしてもうひとつは、やはりラストの着地です。

全体的には面白かったんですが、最後のオチだけは少し引っかかりました。

 

終盤の展開そのものは見ごたえがあるんですが、個人的にはラストのまとまり方だけ少し好みから外れた感じです。

ここは人によってかなり印象が分かれそうだと思いました。

 

ただ、そこまで含めても作品全体の印象が崩れるほどではなく、むしろ終盤までかなり楽しめたからこそ、そこだけ少し惜しかったという感じです。

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最終章の盛り上がりはかなり熱かった

『都市伝説解体センター』終盤の印象的なシーン

最終章であざみーが解体する場面はかなり熱かったです

 

ラストまわりで少し引っかかる点はあったものの、最終章であざみーが解体するシーンは無茶苦茶熱かったです。

 

あそこは普通にテンションが上がりました。

終盤の盛り上がりとしてかなり強くて、「この作品の見せ場だな」と思えるシーンでした。

 

最後までプレイしたからこそ味わえる熱さがちゃんとあったのはよかったです。

 

気になった方はチェックしてみてください。

 

 

まとめ

『都市伝説解体センター』は、関係なさそうな出来事がつながっていく気持ちよさと、自分で調査している感覚の楽しさがしっかりある作品でした。

 

SNS調査の細かい作り込みや、空気を変える演出、事件解決の爽快感など、良かったところはかなり多いです。

 

一方で、絵柄や文章量は人を選ぶかもしれませんし、個人的にはラストの着地だけ少し引っかかりました。

 

それでも、ミステリーっぽい構成が好きな人にはかなりおすすめしやすい作品です。

 

特に、「ばらばらに見えた要素が後からつながっていく話が好き」という人なら、かなり楽しめるんじゃないでしょうか。