ふわ日記|将棋と読書とゲームのブログ

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将棋の受け方の基本|初心者がまず覚えたい考え方

槍のような攻めのモチーフを持つ1枚の将棋駒に対し、盾のようなモチーフを持つ2枚の将棋駒が守っているイメージのアイキャッチ画像

将棋の受け方の基本を、攻める1枚と守る2枚の駒で表したアイキャッチ

 

どうも、ふわです。

 

将棋を指していると、

「受け方が分からない」

「気づいたら一方的に攻め潰されている」

と感じることはないでしょうか。

 

特に初心者のうちは、攻める手は何となく見えても、受ける手はかなり見えにくいです。

その結果、相手の攻めに慌ててしまい、守ろうとしているうちに形がどんどん悪くなることもあります。

 

ただ、受けは細かい手筋を大量に覚える前に、まず基本の考え方を知るだけでもかなり変わります。

 

今回は、将棋の受け方の基本について、初心者向けに考え方を整理してみます。

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将棋の受けでまず大事なのは、全部を守ろうとしないこと

受けというと、相手の攻めを全部止めることだと思いやすいです。

ですが、実戦ではそれはかなり難しいです。

 

相手の狙いを全部消そうとすると、こちらの駒は受けにばかり使わされます。

そのうち攻める余裕がなくなり、じわじわ苦しくなって負けやすくなります。

 

なので受けでは、全部を守ることよりも、何を守って、何を捨てるかを決めることが大事です。

 

受けは損をゼロにするためのものではなく、悪い崩れ方をしないための考え方だと思っています。

受け方の基本1:数で受ける

受けで一番分かりやすい基本は、やはり数で受けることです。

 

相手の攻めが続くのは、攻め駒の数が足りているからです。

逆にいえば、こちらの守りの駒が足りていれば、簡単には寄りません。

 

たとえば、金や銀が1枚増えるだけでも、相手はもう1枚攻め駒を使わないと寄せにくくなることがあります。

これだけでも攻めはかなり重くなります。

 

また、受け駒を足すのは、攻められてからでは遅いことも多いです。

一度守りの駒がはがされ始めると、こちらが駒を足すペースより、相手の攻めの方が速くなりやすいからです。

そのため、数で受けるときは、攻め込まれる直前に守りの駒を足しておくことが重要です。

 

初心者のうちは、まず

「相手は何枚で攻めてきているか」

「自分の守り駒は何枚いるか」

を見るだけでもだいぶ変わります。

 

受けの第一歩は、1手で何とかしようとするより、守りの枚数を見ることです。

受け方の基本2:どうせ足りないなら無理に受けない

これはかなり大事な考え方です。

 

受けが間に合わない局面で、中途半端に受けても苦しいまま終わることが多いです。

守ったつもりでも、次にまた厳しい手が飛んできて、結局押し切られてしまいます。

 

そういうときは、無理にきれいに受けようとするより、

・相手玉に迫る

・攻め合いに持ち込む

・相手にも受けを強いる

といった手を考えた方がいいことがあります。

 

もちろん、何でも攻め合えばいいわけではありません。

ただ、受けても未来がない局面なら、受けの一手を別の価値ある手に回した方が実戦的なことは多いです。

 

受けるかどうか迷ったときは、

「この受けで本当に間に合うのか」

を一度考えてみるのがおすすめです。

 

足りない受けを続けるのは、頑張っているようで実は一番苦しい指し方だったりします。

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受け方の基本3:相手に駒を使わせる

受けの理想は、相手の攻めを一発で通させないことです。

 

こちらが受けることで、相手に

「もう1枚必要」

「もう1手かけないと寄らない」

と思わせられれば、その受けはかなり価値があります。

 

たとえば、1手で厳しくなるところをしっかり受けておけば、相手はさらに駒を足さないといけません。

そうなると攻めは重くなり、途中で切れやすくなります。

 

受けというと、ただ耐えるだけのイメージを持ちやすいですが、実際には相手の攻めを重くする行為でもあります。

 

相手に気持ちよく攻めさせないという感覚は、かなり大事です。

 

受けの手を考えるときは、

「この一手で相手にもう1枚使わせられるか」

「この一手で攻め筋を細くできるか」

を見ると、かなり実戦的になります。

受け方の基本4:受けに駒を使いすぎない

受けが大事だからといって、守ることだけを考えすぎるのもよくありません。

 

金銀を使いすぎたり、攻めに使いたい駒まで受けに回してしまったりすると、今度は反撃できなくなります。

 

その結果、いったんは受け切れたとしても、攻める駒が残っておらず、じりじり差が広がって負けることがあります。

 

将棋は、受けだけで勝つゲームではありません。

どこかで反撃しないといけないので、受けるときも攻め筋が残るかを考える必要があります。

 

たとえば、攻めの主力まで受けに引きつけてしまうと、その後こちらから手を作れなくなります。

逆に、最低限の受けでしのげれば、次にこちらの攻めが続きやすくなります。

 

受けるときも、次に自分が何で攻めるのかを消さないのはとても大事です。

 

受けは必要ですが、受けに駒を使いすぎると別の負け方をしやすくなります。

受け方の基本5:両取りは無理に両方逃げない

実戦でかなり役に立つ考え方が、いわゆる両取り逃げるべからずです。

 

両取りをかけられると、つい逃げたくなります。

ですが、実際には両方を助けるのは難しく、片方は取られることが多いです。

 

そういうときに、両方を守ろうとして無理な手を指すより、どうせ片方は取らせる前提で、その一手を別に使う方が得なことがあります。

 

たとえば、攻める、形を整えるといった手に使えれば、局面全体ではこちらの得になることもあります。

 

駒損そのものは痛いですが、将棋では手番の価値もかなり大きいです。

 

どうせ片方しか助からないなら、無理に取り返そうとするより、今その一手をどこに使うのが一番大事かを考えた方がうまくいきやすいです。

 

こうした「受けるか、別の一手を優先するか」という判断は、終盤になるほど勝敗に直結しやすいです。

終盤で何を基準に手を選ぶかについては、将棋の終盤の考え方をまとめた記事も参考になると思います。

初心者が受けで失敗しやすいパターン

ここまでの内容を踏まえると、初心者がやりがちな失敗はわりとはっきりしています。

 

1. 全部守ろうとする

受けで苦しくなる人は、まずこれが多いです。

全部を守ろうとすると、盤面全体が受け一色になってしまいます。

 

2. 足りない受けを続ける

受けても次にまた厳しい手が来るのに、とりあえず受け続けてしまう形です。

間に合わないなら、別の勝負手を考えたいです。

 

3. 相手に駒を使わせる意識がない

ただ受けるだけで、相手の攻めを細くする発想がないと、攻めが気持ちよく続いてしまいます。

 

4. 受けに駒を使いすぎる

守れたとしても、そのあと何もできなくなってしまう形です。

受けながら反撃の形を残したいです。

 

5. 両取りで反射的に逃げる

どうせ片方しか助からないなら、その一手をもっと大事なところに使えないか考える価値があります。

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将棋の受けは「全部守る」より「崩れない」ことが大事

将棋の受け方というと、細かい手筋やテクニックを思い浮かべるかもしれません。

もちろんそれも大事ですが、初心者のうちはまず考え方を整理する方が実戦で役立ちやすいです。

 

今回の内容をまとめると、受けでは

・数で受ける

・どうせ足りないなら無理に受けない

・相手に駒を使わせる

・受けに駒を使いすぎない

・両取りでは無理に両方逃げない

あたりを意識したいです。

 

受けは、相手の攻めを全部止めることではありません。

崩れない形を保ちながら、次にこちらが指せる形を残すことが大事です。

 

受けの考え方が少し分かるだけでも、将棋はかなり潰れにくくなります。

受けが苦手だと感じている方は、まずは全部守ろうとせず、何を守って何を捨てるかから考えてみてください。

 

将棋の考え方をまとめた記事は、初心者〜初段向け記事まとめにも置いています。