
どうも、ふわです。
将棋を指していると、
序盤は何となく進むのに、
中盤に入ったあたりから急によく分からなくなることはないでしょうか。
「ここで攻めていいの?」
「受けた方がいいの?」
「そもそも何を考えればいいのか分からない」
という人は多いと思います。
中盤は、序盤みたいに形だけ覚えれば何とかなる場面が減って、
局面ごとに判断が必要になるので難しく感じやすいです。
ただ、最初から完璧に読もうとしなくても大丈夫です。
中盤で大事なのは、考える順番をある程度決めておくことです。
今回は、中盤で何を考えればいいのかについて、
自分なりの考え方をまとめてみます。
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中盤で迷うのは普通
中盤が難しいのは、ある意味当然です。
序盤なら、
囲いを作る。
戦法の形を目指す。
といった分かりやすい目標があります。
でも中盤は、
攻めるべきか。
受けるべきか。
囲いを進めるべきか。
駒を活用するべきか。
など、候補が一気に増えます。
そのせいで、
何となく無難そうな手を指してしまうことも多いです。
ただ、何となくの手が続くと、
相手だけが攻めやすくなったり、こちらの駒だけ遊んだりして、少しずつ苦しくなりやすいです。
なので中盤では、
思いつきで指すのではなく、考える順番を作っておくのがかなり大事です。
中盤では何を考えればいい?
自分は、中盤では基本的に以下の順で考えるのがいいと思っています。
① 攻める手があるかどうか
② 攻めが見えないなら、相手の攻めはあるか
③ それもはっきりしないなら、囲いの発展や手待ちを考える
この順番で見るだけでも、
中盤で何をすればいいかがかなり整理しやすくなります。
1.まずは攻める手があるかどうかを見る
まず最初に考えたいのは、自分から攻める手があるかどうかです。
将棋はアマチュア同士の対局だと、
うまく攻めを続けられる側が勝ちやすいです。
もちろん、
無理に突っ込んで大駒をただで取られる。
急に大きな駒損になる。
自玉が危ないのに無視して攻める。
といった危険な筋はよくありません。
でも、そういう無茶な攻めではなく、
自然に攻められる手があるなら、まずそこを考えるのはかなり大事です。
たとえば、
一歩得できる。
歩の交換ができる。
位を取れる。
といったものでも十分です。
攻めというと
「いきなり大技を決めること」
みたいに考えがちですが、そうではありません。
一歩得でも、相手に嫌な形を押しつける手でも、立派な攻めです。
中盤では、こういう小さな攻めを積み重ねるだけでも、かなり指しやすくなります。
2.攻める手が見えないなら、相手の攻めに備える
自分からすぐに動ける攻めが見つからない時は、
相手からの攻めがあるかどうかを考えます。
ここで大事なのは、
相手に攻められてから慌てて受けるのではなく、攻められそうな形に事前に備えることです。
たとえば、
桂頭を狙われそうなら、金駒で受けやすい形にしておく。
角頭が薄いなら、周辺の歩を動かして受けの利く形を作る。
飛車が圧迫されそうなら、浮くスペースを作るために歩を突いておく。
こういった準備は地味ですが、かなり大事です。
実戦では、
「次にこう来られると嫌だな」
という筋を先に消しておくだけで、相手の攻めがだいぶ鈍ることがあります。
逆にこの準備をしていないと、
相手の攻めが始まった時に受けが間に合わず、
一気に苦しくなることも多いです。
なので、攻めが見えない時は消極的になるのではなく、
次に来そうな相手の狙いに対して準備するという意識を持つのがおすすめです。
3.それも分からないなら、囲いの発展や完成を目指す
攻めも見えない。
相手の明確な狙いもよく分からない。
そういう局面も普通にあります。
その時は、囲いの発展や囲いの完成を目指すのが分かりやすいです。
まだ囲いが未完成なら、まずは少しでも玉を安全にしておいた方が、後から攻めにも受けにも回りやすくなります。
囲いが整っているかどうかで、同じ攻めでも成功率はかなり変わります。
特に玉の薄いまま中盤の殴り合いに入ると、崩れやすいです。
だから、何を指せばいいか迷った時に囲いを進めるのは、かなり自然な選択です。
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囲いの発展が難しい時はどうする?
中盤では、囲いをただ完成させればいいとは限りません。
局面によっては、囲いをこれ以上発展させにくいこともあります。
そういう時は、もう一段考える必要があります。
ひとつは、相手が囲いを発展させようとする瞬間を狙うという考え方です。
囲いを進める手は、局面によっては少し手が緩みやすいです。
そのため、相手が囲いを発展させそうなら、
こちらはそのタイミングで攻めに転じられるように準備しておく価値があります。
もうひとつは、お互いに動きにくいなら無理に動かないという考え方です。
特に後手なら、無理に動いて形を乱すより、
相手の出方を見ながら手待ちするのも十分あります。
先手なら攻める手を考え続けたいですが、
それでも隙を与えるような無理な仕掛けはよくありません。
中盤では、何かしなければいけないと思って変な手を指すより、
まだ動く局面ではないと判断して、形を崩さず待つ方がいいこともあります。
中盤では駒の効率もかなり重要
中盤で大事なのは、攻めと受けだけではありません。
駒の効率もかなり重要です。
たとえば、
大駒が全然使えていない。
桂馬が跳ねる場所を失っている。
銀が動けず、ただ後ろで詰まっている。
こういう形だと、攻めも受けもやりにくくなります。
なので中盤では、
使えていない飛車や角を働かせる。
桂馬が使えそうな形を作る。
銀や金が連携しやすい形にする。
といった準備も重要です。
たとえば大駒がさばけていないなら、
その大駒が使えるように、筋を通す、位置を調整する、といった手が候補になります。
桂馬が使えていないなら、
跳ねた時に働く形になるように周りの駒組みを整えるのも立派な中盤の手です。
すぐに目立つ攻めだけを見がちですが、
駒が働いていない状態では、良い攻めも続きにくいです。
逆に、遊び駒を減らしていくだけで、自然と攻め筋や受け筋が見えやすくなることも多いです。
中盤は全部を読もうとしなくていい
中盤が苦手な人ほど、
「正確に読まないといけない」
と思いがちです。
でも実際は、そこまで完璧に読めなくても大丈夫です。
むしろ、
攻めがあるか。
相手の狙いがあるか。
囲いを進めた方がいいか。
駒の効率を良くできるか。
このあたりを順番に見るだけでもかなり違います。
中盤で大事なのは、完璧な読みよりも、方針を間違えにくくすることです。
全部を読もうとして止まるより、
考える順番を決めて、少しずつ候補手を絞っていく方が実戦では役立ちます。
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中盤で考える順番を持つだけでもかなり変わる
中盤は難しいです。
これは多くの人が感じることだと思います。
ただ、難しいからといって、毎回ゼロから全部考えなくても大丈夫です。
まずは、
攻める手があるかを見る。
なければ相手の攻めに備える。
それもなければ囲いの発展や手待ちを考える。
さらに駒の効率も意識する。
この流れを持っておくだけでも、かなり指しやすくなります。
中盤で迷った時に毎回この順で考えるようにすると、
少しずつ「何を見ればいいか」が分かってきます。
中盤はセンスだけで乗り切るものではなく、考え方の型を持つだけでもかなり楽になります。
中盤で迷いやすい人は、まずはこの順番を意識するところから試してみてください。
あわせて、序盤で何を考えるべきか知りたい人は、こちらも読んでみてください。
終盤で何を優先するかについては、こちらでまとめています。
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