どうも、ふわです。
今日は、将棋の後手番の初手について考えてみます。
振り飛車党の方は、基本的に「3四歩」で良いと思いますが、
居飛車党の方は、「8四歩」も選択肢として存在します。
私は、後手番だと初手「3四歩」2手目「8四歩」を指していました。
理由としては、矢倉の後手番を持ちたくないからです。
しかし、最近は矢倉の後手番で「居角左美濃」があるため、
「8四歩」「8五歩」と飛車先を決める手の方の有益性が上がった気がします。
そこで、改めて後手番の初手について考え直してみることにしました!
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居角左美濃とは?
ポナンザが得意としている対矢倉への急戦です。
詳しくは、「コンピュータ将棋研究Blog」さんに纏められています。
この作戦の優秀なところは、後手番なのに先に攻められる点ですね。
私が矢倉の後手番を避けていたのも、受けが主体になってくるからなので、
こちらが攻められるなら矢倉を避ける必要はありません!
3四歩の考察
「3四歩」のメリットは、「戦型に幅を持たせられる」ことですね。
逆にデメリットは、「多くの選択肢を相手に与えてしまう」ことです。
つまり、相手の言いなりの戦型で戦うことを避ける手段が多くなりやすいが、
変化が多くなるので、あらゆる序盤定跡を覚えておく必要があります。
例えば私は、矢倉を避けるために「3四歩」を指していますが
そのために「早石田流三間飛車」や「角交換四間飛車」など
初手「8四歩」であれば、対策が不要な戦法も対策を立てています。
8四歩の考察
「8四歩」のメリットは、「相手の戦法を限定させられる」ことですね。
逆にデメリットは、「自分の選択肢も削ってしまう」ことです。
属にプロで言うなら「形を決めてしまう」ってやつですね。
例えば、後手番の角換わりで有力な「後手一手損角換わり」や「右四間飛車」などは、「8五歩」を指した時点で使えなくなってしまいます。
今後、私はどちらを指すか
考えた結果、私は基本的には「8四歩」を指すことにしました!
理由は、対振り飛車の際の「角交換型」の振り飛車を避けやすいからです。
「角換わり」の後手番では、「右玉」を選択することが多いので
デメリットをあまり気にする必要もありません。
ここで基本的と書いたのは、先手が初手「2六歩」の場合は、
「相掛かり」を避けるために「3四歩」を選択するつもりだからです。
なので今後は、
先手「2六歩」なら、「3四歩」
先手「7六歩」なら、「8四歩」
で指します!
今後、新たに課題が見つかったら、また初手について考えようと思います。
(★´-ω-).。oOO[早石田の1七桂が嫌いなのです。]