ふわ日記 ~ 将棋が好きな30代既婚男性のブログ

将棋や日々の生活など思い立ったことを適当に書いていきます。

【子供】息子が将棋を始めてから今までの軌跡 その2 【教え方】

どうも、ふわです。

今回は、10枚落ち卒業から現在までを書いていきます。

 

↓前回

fuwa2730.hateblo.jp

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将棋スクール

10枚落ちを卒業した息子は、「子供将棋スクール」に通うようになりました。

会費は、月額6300円を3か月一括払いで、初回のみ入会金の5000円がかかります。

値段は全然安くはないですが、同じ年齢の子供と一緒に学べるのが、

大きいと思い、本人のやる気もあったので通わせることにしました。

 

入会した時は、最低級の15級でしたが、1か月で14級に昇級しました。

(11級までは、3連勝か4勝1敗で上がれます。)

 

初めての昇級で、本人も嬉しかったらしく、将棋がより好きになったようです。

将棋スクールのお陰で自分から対局をせがむようになったので、

同世代の子と一緒に学べたことは、たいへん良かったと思います。

 

ただし、将棋スクールだけで強くなることは、無理だと思いますので、

子供を強くさせたいと思っている方は、将棋スクールとは別に

将棋を指す機会を増やしてあげる必要があります。

(将棋スクールにさえ通ってれば、強くなるという考えなら辞めた方が良いです。)

 

 

8枚落ち

「10枚落ち」を卒業したので、私との対局は、「8枚落ち」にすすめました。

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「10枚落ち」に金が2枚加わっただけですが、これで難易度は格段に上がります。

単純には破れないので、ここでもまずは、序盤の指し方を教えます。

(棒銀戦法ってやつです。)

上手:△ 下手:▲

△4二玉、▲7六歩、△7二金、▲2六歩、△3一金、▲2五歩、

△2二金、▲3八銀、△1四歩、▲2七銀、△1三金、▲2六銀、

△3二玉、▲3五銀、△2二玉まで

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これで次に2四歩を突けば、飛車先を突破することが出来ます。

最初の数回は、この局面に誘導して、飛車先から王様を捕まえられたらOKです。

 

これが苦も無く実現できるようになれば、上手側が「3四歩」を突いて

銀が「3五銀」と出られなくする等、少し違う局面になるように誘導します。

 

そのようにしても、飛車先を破られるようになったら、

数の攻めが理解できていますので、「8枚落ち」は卒業となります。

 

息子は、2週間ほど(始めて1か月ほど)で「8枚落ち」を卒業しました。

 

 

8枚落ち卒業以降

8枚落ち卒業以降は、駒落ちを辞めて「平手」で対局を行うようにしました。

このまま駒落ちを指すより、平手の方が楽しいと思ったからです。

 

まず、「平手」にして最初に教える必要があるのが、玉の守り方です!

 

駒落ちだと玉を固めなくても、自分が攻めれば良いのですが、

平手になると、そうはいきません。

そこで兜囲いを教えました。

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正確には、7七の地点に銀があるのが、本来の兜囲いです。

しかし、「6八玉」と居玉を避けて、2枚の金で守っているだけで、

居玉と比べるとだいぶ安全になります。

 

まずは、ここまで囲うことを教えた後に「8枚落ち」で覚えた「棒銀戦法」を

使って攻めるようにアドバイスしました。

 

そして対局相手ですが、私が相手をしても良いのですが、

ほどよいミスがやりにくいので、基本的には「将棋ウォーズ」を使用しています。

shogiwars.heroz.jp

「将棋ウォーズ」の良いところは、自動マッチングと派手なエフェクトです。

 

自動マッチングにより、同レベルの対局者と、対局が組まれるようになっています。

また、囲いや戦法を指した際に「カットイン」が入るので、指していて楽しいです。

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ただし、始めたばかりの子供は、負けが先行すると思いますので、

たまに負けてあげることにより、モチベーションを維持してあげる必要があります。

(上手になったねーと褒めときましょう!)

 

息子はそんな感じで、今も将棋を楽しんでいます。

このまま徐々に強くなっていき、6年生までに初段になるのが目標ですので、

この調子で頑張っていってほしいと思います。

 

また、息子に大きな成長が見られましたら、「その3」を書こうと思います。

 

(★´-ω-).。oOO[成長は感じますが、まだ3手の読みが未熟です。]

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